【働き方改革/地域活性】小平株式会社が日置市と連携協定。本社をシャッター街の温泉地に移転し、ウェルビーイングタウン実現に向けて「街まるごとオフィス」プロジェクトを開始

小平株式会社は、鹿児島県日置市と「企業と地域の新しい関係性を通じて、湯之元を世界に誇れるウェルビーイングタウンにしていくための連携協定書」を締結、調印式を1月11日に行いました。ウェルビーイングタウンの実現のため、小平株式会社は令和6年初旬を目処に、本社を鹿児島県鹿児島市から鹿児島県日置市東市来町湯之元に移転いたします。また地域の空き家問題の解決のため、空き家を活用してミーティングルームやエンジニアのためのワーキングスペースへとリノベーションする「街まるごとオフィス」プロジェクトを開始。移転後は世界から集まる関係人口とともに湯之元をウェルビーイングタウンにする取り組みを開始します。


温泉街らしく、日置市の永山由高市長と浴衣で湯之元温泉前での記念写真も行いました


令和5年1月11日に湯之元地区公民館で日置市長同席で調印式を行いました。


湯之元温泉の中でも記念写真撮影を行いました。

小平社が湯之元地域のウェルビーイングに貢献する理由

ウェルビーイングは、心身だけではなく、社会的にも全て満たされている幸福な状態を意味します。小平社は湯之元地区との関わりの中で、地域のウェルビーイングの実現が自社のミッションである「これからの百年も安心と希望を社会に届け続ける」の実現に寄与し、地域と企業を共に成長させる事ができると考えています。

 

小平株式会社ミッション

小平社と湯之元地区の関わり

本社移転を予定している湯之元地区で、昭和44年から平成20年頃まで代表取締役社長 小平勘太の祖父である濱岡壽がこの場所でハマオカ衣料品店を営んでいました。祖父母が他界し、跡地の活用を検討することとなり、小平株式会社では、令和2年11月に民営公園のハマオカポケットパーク(ポケットパークは“街中の小さな公園”)を湯之元に建設、その後、令和3年7月に地域住民の要望やコロナ禍で困難な飲食店や製菓業の新しいチャレンジを応援するためのカフェ(ハマポケカフェ)を建設いたしました。ハマポケカフェは出店料無料で運営し、1年でのべ合計200回以上、50社を超える地域の事業者が出店し、コミュニティの憩いの場やチャレンジの応援の場として、大きな成功を収めました。


写真: ハマポケカフェ

新本社のコンセプト

コロナ禍以後、企業のリモートワークが一般化し、オフィスの持つ意味合いが「常に皆が集まる場所」から「特別な日にリアルで会う場所」へと変化しました。小平株式会社でも、鹿児島市本社の老朽化に伴いポストコロナにあるべきオフィス機能を持つ新本社の建設を計画しました。

 

今回、設計をハマポケカフェに引き続き「くらしとエネルギー社」に依頼しました。無垢材を利用した、デザインや、太陽光発電パネルの組み込みは自然との調和を目指しています。扇型の広がる開放感あるオフィスは、フリーアドレスでの利用を想定しており、人と人との繋がりが生まれる場所を作りたいと思っています。

【くらしとエネルギー社(おりなす設計室) ウェブサイト URL】
https://www.orinasu-design.com

 

今後の予定

本社ビルの完成は令和6年初旬を予定しております。また今回、建設予定の本社の近隣の空き家をリノベートして、ミーティングルームやエンジニア用のワークスペースを作る「街まるごとオフィス」の取り組みも進めて、本社ビルのオープンと同時に運用を開始する予定です。 現在、小平株式会社では採用強化中。IT事業部のSE、カスタマーサービスやエネルギー事業部での営業など を募集開始予定です。募集開始時にご連絡いたしますので、ご興味ある方はHPのお問い合わせからご連絡ください。以下お問い合わせリンク

https://www.kobira.co.jp/contact/

日置市 永山由高市長からのコメント

今回の「ウェルビーイングタウン」構想の発信は、変化する時代の中で新たな「幸福」の在りようを模索している企業や個人に対しての大きなメッセージとなり、温泉資源が豊富な地域でもあります湯之元の可能性を世界に届ける大きな契機になるのではと思っております。経済的な価値だけでなく、つながりや健康、精神的なゆとりなど、多様な軸から豊かさをとらえる取り組みを通して、この地に集う皆様に「湯之元に住みたい」「私も湯之元に関わりたい」と思っていただけるよう尽力してまいります。

市としても小平株式会社様としっかり連携し、「ウェルビーイングタウン」の実現に協力していきます。

小平株式会社 代表取締役 小平 勘太からのコメント

ハマポケを通じて、地域の方々との関係性を深めることができました。一層の地域貢献を考えた際に本社を湯之元に移転し、共に地域の課題解決を行うことが出来たらと考えるようになりました。地域のウェルビーイングの向上と企業の成長を両立させ、当事例が民間企業と地域コミュニティの課題解決の先行事例となり、同様の取り組みが各地に広がることを願っています。

 

プレスリリースへのリンクを以下にご紹介します。

【働き方改革/地域活性】鹿児島県 小平株式会社が日置市と連携協定。本社をシャッター街の温泉地に移転し、ウェルビーイングタウン実現に向けて「街まるごとオフィス」プロジェクトを開始。